なんとここは伊達政宗の長男が初代城主で、宇和島の伊達なんて言いますが、伊達の支藩ではなく、秀吉から安堵された10万石の独立した藩です。
現在まで13代続いています。
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麓に｢児島惟謙｣の銅像がありました。教科書に三権分立を守った人なんて書かれていましたね。
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日本を訪問したロシア皇太子を大津において、巡査が切りつけるという事件が発生し、戦争になりかねないと恐れた政府は、死刑にするよう圧力をかけます。死刑に持っていける大逆罪の適用を求めたのです。
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しかし児島惟謙は、適用には無理があるとして、今でいう殺人未遂罪で無期懲役を宣告するよう画策したのです。これが三権分立を守ったという話です。
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児島惟謙は裁判官として裁判にに参加していなかったし、こうして裁判に干渉して裁判の独立をおかしたり、宇和島出の惟謙と時の薩長政権との確執などがぶっ飛んでいます。無邪気な説明です。
こう美化されると、薩長政権に一矢報いた政治家ーなんて偏屈大王の頭がもたげてくる。
