花が二つ付いたところで成長点を摘み(写真の×印です),二つ下の花の下にある脇芽を育てます。
この脇芽が育って花を二つ付けたところで,また成長点を摘み,二つ下の花の下にある脇芽を育てます。これを繰り返していきます。
面白いのはここからです。
矢印マーク(→です)の所で茎を撚ります。折るという感覚です。こうしてトマトにストレスを掛けると,実が危険を感じて栄養分を貯め,甘いトマトが結実するというのです。
「ねんし」という音と,茎を撚るから「撚糸」という字を当てましたが,確認はしていません。
このほか灌水を抑えることもキモです。葉っぱを握ると「パリパリ」と音を立てるくらい乾燥させます。
トマト王国のナンチャラ国の農業団体が視察に来て,この栽培方法のトマトの甘いことに驚いていました。TV放映していました。
私は挑戦ですので,もう一本は従来の方法で育てています。さてどーなりますか。
追加:この栽培方法では,甘いトマトができるのですが,実が小さいため,収入源となるので,作付面積は限定的とのことです。
この背景には,トマトの値段は甘さではなく,重さで決まるからということがあります。
メロンのように糖度で値段が決まれば,甘いトマトをお届けできるということです。
メロンのように糖度で値段が決まれば,甘いトマトをお届けできるということです。
2017/7/21追記
今日から水分カットのため,根の周りをビニールで覆いました。
これで雨をカットするわけです。