この山全部が金剛峯寺と言うんだそうで、金剛峯寺という建物のお寺だけのことではありませんでした。
なにせ教科書に「816年空海金剛峯寺を開く」とあると、一戸の建物の金剛峯寺という寺をイメージしますよね。誤解でした。
そもそも以下の動画にある金剛峯寺という建物は、秀吉が亡き母のために建てた青厳寺という寺で、内部は仏壇が鎮座しているわけでもなく、畳の部屋がたーくさんあるだけで寺の感じがしません。明治期になって金剛峯寺と改名したという建物なんです。空海は知らないんです。
500円払って内部を拝観しているとちょうど女住職の講話がありました。最後に唄を披露してくれましたが、お馴染みのあの言葉がこんな風に唄われているんです。曲が空海作で、真言宗の宗歌になっているとのことです。
本堂は金堂といい、お参りするとこーんなに軽くなりました。