徳島県は藍の館で｢藍染め体験｣をしました。所在地の町の名前が｢藍住町｣。いいですねぇ。
ハンカチを染めてみました。
手順は、藍が入ったカメの中にハンカチを浸け、１分たったら引き出して空気に触れさせます。これを５回。回数を多くすると濃くなります。
室内は異様な臭気が立ち込めています。アンモニアの臭いだと言います。まだ発酵してんですね藍。
カメの中の藍は汁粉のようなとろみがあり、すくってみると茶色。青くない。
染めたハンカチも、どす黒い茶色。ところが、この染めたハンカチを水道水で洗うと、パッと青に変わります。
｢青は藍より出でて、藍より青し｣は見たまんま言ってるという感じ。
これなら｢紅(あか)は紅花より出でて、紅花より紅し(あかし)｣も言えるじゃん。ね。
｢出藍の誉れ｣はうまいね。
かつてこの阿波藍と、最上の紅花は、染料の双璧だったとあります。
