北海道新聞別冊の記事で,気象予報士の菅井貴子さんが面白い指摘をしていたので,調べてみました。
気象の平年値は過去30年間の平均値ですが,この度その対象期間が10年振りに改定されました(2021/5/19改定)。
旧30年の期間:1981(昭和56)~2010(平成22)
新30年の期間:1991(平成03)~2020(令和02)
こうしてみると,これまでの平均値というのは,随分古い時代の値を使っていたんですね。
新しいものは,近年の温暖化が反映されることになりますから,来年からは30℃を越しても「今日は平年並み」となりますね。