ゲシュタルト崩壊。
孫の漢字学習に付き合っていた時です。
海という文字が「さんずい」と「母」「冖」などにばらけて見えて,文字として認識できなくなるということがありました。
「ひゃー脳はこうやって衰えてくるんだ」と、忍び寄る老化に慄然としました。しっかーしです,朗報記事がありました。それが標題でして,こう説明されています。
「初めは全体としてひとつの漢字として認識できているのが、じっと眺めているうちに視覚的疲労が起こりバラバラのパーツ(部分部分=構成部分)に見えてきてしまい、結果的に意味がわからなくなってしまう現象をいいます。 ゲシュタルト崩壊は心理学的用語であり、心理現象のひとつです。」
これは「持続的注視による機能低下が起こるために生じるのではないかと考えられています。」とのことで,加齢による脳の機能低下ではなかったんです。(^^)/ ルンルン
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と安堵したところで,実はもう一つ心配事があります。
それは,バイクを運転して,交通量の全くない単調な道路を2-30分走っていると,「急ブレーキをかけて前方に転倒させたくなる」という衝動に駆られる時があるのです。時には道路脇の「林の中に突っ込みたくなる」衝動とか。
この衝動は極めて稀に湧きあがるもので,出現頻度は高くありません。幸い実行するまでには至っていませんが,単なる事故願望或は自傷願望とは違うような気がします。どなたか同じ体験をした方いませんか。
ゲシュタルト崩壊なんてのがあるくらいですから,運転手のこの心理現象を説明したものはないもんですかね。