乳牛は毎年出産させるから乳が出る

旅は孤独。そんな中で友人と会うのはオアシス。

Facebookのバイク仲間が，キャンプ地の「温根湯のつつじ山公園」に来てくれました。

お互いお初で，獣医師であることを初めて知りました。

これはチャンス・・・と心で叫びましたね。長年の疑問が解消できる。

ということで，

不躾ながら矢継ぎ早に質問すると、悉く答えてくれて、「いい質問です」と言ってくれたものもあり，大変気持ちよく色々なことを知ることができました。ありがとうございました。

１　乳牛は，実は肉牛の巨大産出源である

２　１歳ちょいで受精させて出産させ，乳をとる

３　そして出産後２か月でまた受精させる

４　これを繰り返して４年，その後は肉牛として出荷する

５　酪農家の収入には，黒毛種との交配による産出子牛を肉牛として売却する収入も大きな比重を占めている

６　配合飼料は濃厚で，乳量増加になるが牛の体に大きな負担となり衰弱していく

７　牧草のロールラッピングは，サイレージ醗酵の牧草をつくるというより，天候に左右されて完全乾燥の牧草を作れないため仕方なく作っている

等々沢山のことを知ることができました。知るは楽しみです。
 
でも、牛が反芻をして、どうして第一の胃ではなく第二の胃に間違いなく送り込めるのかは分からずじまいでした。次にお会いするときの楽しみとしておきませう。